Ruby on RGSS
回転時の荒れ軽減
ビットマップを回転すると、45度などキリのいい角度では問題はありませんが、
中途半端な角度のときにかなり画像が荒くなってしまいます。
結構知られていることかもしれませんが、紹介しておきます。
RGSSの知識は、必要ありません。イベントコマンドだけです。
方法は簡単で、回転したい画像を加工ソフトで二倍にして保存します。
元画像を二倍にするのであって、イベントコマンドで拡大率を200パーセントにしても無意味です。
二倍にした画像を、拡大率50パーセントで表示します。
それを回転した場合、上図のように輪郭は荒いままですが、中の文字の縁がだいぶきれいになります。
ちょうどアンチエイリアスがかかったような状態になります。
欠点としては画像サイズが増えるので処理が重くなることですが、
元が小さければそれほど問題はありません。
RGSS側でこのようなこと(つまり加工ソフトを使用せずに)ができないかと考えたのですが、
Spriteの仕様上難しそうです。